アイランドキッチンやリビング内階段、吹き抜けが生む開放感に、板張り壁の温もりが加わった上質な空間。土間収納とウォークインクローゼット、パントリーを備えた収納計画も魅力の新築事例です。
瓦と塗り壁が調和する和モダン住宅の魅力
長野県上田市で完成した今回の新築住宅は、「和の落ち着きと現代的な暮らしやすさを融合させた住まい」をテーマに設計された和モダン住宅です。外観には重厚感ある瓦屋根を採用し、外壁には上質な質感を生む塗り壁を組み合わせることで、日本の伝統美を感じる外観に仕上げました。和の趣を保ちながらも、内部空間はアイランドキッチンやリビング内階段、吹き抜けによる開放感など、現代的で快適な暮らしにフィットする工夫が随所に盛り込まれています。
重厚感と柔らかさを両立した瓦屋根と塗り壁外観
瓦屋根は耐久性が高く、冬の寒さや夏の強い日差しにも負けない強さが特徴です。上田市は寒暖差のある気候ですが、瓦は温度変化に強いため、劣化しにくく長持ちします。塗り壁は職人が一つひとつ丁寧に塗り上げるため、平面的な外壁とは異なる深みと表情を感じられる素材。光の角度や天候によって微妙に色が変わるため、季節の移ろいとともに豊かな表情をみせてくれます。瓦の重厚感と塗り壁の柔らかさが融合し、和モダンらしい上質な外観をつくり出しています。
機能的な窓のレイアウト
窓まわりの配置は、外観デザインと住み心地の両方に大きく関わる重要な要素です。今回の住まいでは、道路側からの視線をしっかり遮りながら、自然光を柔らかく室内に取り込めるよう、窓の高さ・サイズ・向きを綿密に計画しました。プライバシーを確保しつつも暗さを感じさせないレイアウトは、日中の明るさを保ち、照明に頼りすぎない快適な暮らしを実現します。



家族が集う開放的なLDK
家族の中心となるLDKは、吹き抜けリビングとリビング内階段が印象的な空間。住まいのどこにいても、家族の声や気配を自然に感じられる、温かいコミュニケーションが生まれるつくりとなっています。大きな窓から差し込む光、天井まで届く開放感、木の温もりが三位一体となり、家族が一番長く過ごす場所にふさわしい居心地を実現しました。
吹き抜けがもたらす光と開放感
リビングに取り入れた吹き抜けは、縦の広がりを生かして光を家全体に届ける役割を果たします。上部の窓から取り込む自然光により、時間帯によって表情の変化する心地よい空間が生まれます。また、吹き抜けは開放感だけでなく、家の空気循環にも役立ちます。風の通り道を考えて設計されているため、季節に応じて換気効率が高まり、夏場は風が抜けて涼しく、冬は暖気が家全体に行き渡る効果が期待できます。
リビング内階段で家族の気配がつながる
リビング内階段は、家族が毎日必ず通る場所に設けることで、「ただいま」「おかえり」が自然に交わせる関係をつくります。吹き抜けと組み合わせることで動線の重なりを感じさせず、広がりのある空間に。階段横や吹き抜けの部分の壁には板張りを採用することで、柔らかい雰囲気とデザイン性も確保しました。
使いやすさと美しさを両立したアイランドキッチン
家族の中心となるキッチンは、アイランド型を採用。料理や片付けをする際に回遊動線が生まれるため、複数人で使ってもスムーズです。来客時にも動きやすいレイアウトで、ホームパーティーが好きなご家族にも人気があります。
回遊動線で家事効率を最大化
アイランドキッチンを中心にキッチン・ダイニング・リビングと円のようにつながる動線は、家事の効率を大きく向上させます。短い距離で移動できるため、調理・配膳・片付けがスムーズ。キッチンで作業をしながら家族との会話が続き、毎日の暮らしの中に自然なコミュニケーションが生まれます。
キッチン背面の大容量収納とパントリー
キッチン背面にはカップボードを設置し、さらに奥にはパントリーを配置。見せる収納と隠す収納をうまく組み合わせることで、生活感を出さない美しいキッチンを実現しました。食品から調理器具、日用品までしっかりと分類して収納でき、家事が楽になるだけでなく、家の美しさも保てます。
暮らしやすさを高める収納計画
今回の住まいでは、「どこに何をしまうのが一番暮らしやすいか」を徹底的に考えた収納計画が取り入れられています。デザイン性と機能性を両立させながら、家族の動線や生活スタイルに合わせて収納を配置することで、片付けが自然と習慣化される住まいを実現しました。収納は多ければ良いというわけではなく、使う場所に使う収納があることが重要。必要なタイミングで必要なものを取り出せるため、忙しい日々でも家が散らかりにくく、生活にゆとりが生まれます。
玄関横のSICで動線を快適に
玄関横に設けられたシューズインクローゼットは、靴だけでなくアウトドア用品、ベビーカー、季節の道具、掃除道具など「外で使うもの」をひとまとめに収納できる便利なスペースです。帰宅したらそのまま荷物を収納し、靴を脱いでから室内へ移動できるため、玄関が常にすっきりと片付きます。特に子育て世帯やアウトドアが好きなご家族からは、SICに対する満足度が高く、日常の片付く仕組みとして非常に魅力的なスペースです。
素材の美しさを活かしたデザイン
内装には随所に自然素材の木を使用し、住まい全体が温もりに包まれています。無垢材の床や木の質感を活かした仕上げは、年月とともに味わいが増し、家族の暮らしに寄り添うように変化していきます。触れたときの心地よさ、自然素材ならではの優しい表情が、毎日の生活を豊かにしてくれるのが魅力です。木の香りと質感が感じられる空間は、住む人に深い安心感を与え、帰りたくなる家をつくり出します。
板張り壁がつくる上質な空間
リビングに採用された板張り壁は、空間に上質な雰囲気をもたらすアクセントとして大きな存在感を放ちます。木目の自然な表情が柔らかい陰影を生み出し、照明が当たることで立体感が強調され、より深い落ち着きとぬくもりを感じられます。和モダンの外観とも調和し、家全体のデザインが一体となって完成度の高い空間に仕上がっています。
暮らしに寄り添う動線設計
今回の住まいでは、デザイン性だけでなく「暮らしやすさ」を最優先にした動線計画が採用されています。家族の動き方を細かく想定し、どの時間帯でもスムーズに動けるよう無駄のない間取りを実現。特に、子育て世帯や共働き家庭にとって嬉しい家事が楽になる動線がしっかり計算されています。
生活動線と家事動線をまとめたつくり
キッチンからパントリー、洗面、浴室へと続く動線は、料理・洗濯・片付けがストレスなく行えるよう最短距離で構成されています。買い物帰りの収納、調理中の移動、洗濯動線の効率化など、毎日の動きをサポートし、家事時間の削減にもつながります。家族の動線が込み合いにくく、忙しい朝でも無理なく動けるため、日常のストレスを大幅に軽減できます。
寺澤建設の家づくり
寺澤建設は、長野県上田市を拠点に地域の気候や風土を熟知した家づくりを行う工務店です。寒暖差の大きい地域でも快適に過ごせるよう、断熱・気密・採光・風の流れまで丁寧に計算された住まいを提案。長く安心して暮らせる家づくりを大切にし、お客様の想いを形にするための丁寧なヒアリングと高品質な施工にこだわり続けています。
自社大工による高品質な施工
技術力の高い自社大工が施工を担当するため、細部まで美しく精度の高い家づくりが可能です。吹き抜けやリビング階段、板張り壁など、難しい施工を伴う部分も確実に仕上げ、安心感のある住まいを提供します。外観デザインから内部の仕上げまで、均一で高い品質を保てるのが寺澤建設の強みです。
設計から施工までを一貫対応
寺澤建設では、打ち合わせから設計、施工、引き渡し後のアフターフォローまでを一貫して対応しています。3Dパースを用いたわかりやすい提案により、完成イメージを具体的に共有できるため、初めて家づくりをする方でも安心して進められます。住み始めてからの長期的なメンテナンス体制も整っており、地域密着ならではの手厚い対応が好評です。
まとめ
瓦と塗り壁がつくる和モダンの外観、吹き抜けとリビング階段が生み出す開放感、アイランドキッチンを中心とした使いやすい動線、板張りの温かいデザイン、SICやWIC、パントリーが整った収納計画など、デザインと性能が調和した魅力的な住まいが完成しました。上田市周辺で新築住宅を検討されている方は、ぜひ寺澤建設にご相談ください。理想の暮らしを形にするため、丁寧に寄り添いながら家づくりをサポートいたします。

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